なるほど
3月は仕事やら確定申告やらがやたら忙しく、4月はむちゃむちゃ体調が悪くて、今考えればこのころにはもう腎不全の末期的症状だったわけで、その後ぶっ倒れて入院してしまったので、すっっっっっっっかりご無沙汰になってしまいました。 入院する前の4月9日、…
乙丑の獄で我らが平尾探検隊名誉隊長・野村望東尼女史が流されていた姫島へ。 望東尼女史については今さら言うまでもないけど、幕末の勤王歌人で平尾山荘の主。 長州藩内の過激尊攘派から逃れてきた高杉晋作を山荘に匿ったこともある。 福岡藩の勤王党弾圧で…
弟が携わったらしいBSプレミアム「発見!体感!川紀行~福岡・那珂川」で紹介されていた古代の用水路「裂田溝(さくたのうなで)」に行ってみた。 裂田溝も神功皇后絡みの伝説が残っていて、例によって「日本書紀」にも記述がある。 日本書記・巻第九・気長…
沖ノ島関連遺跡の世界遺産推薦の国内候補決定でにわかに賑わう宗像市。 子どものサッカーの試合で立て続けに宗像に行く機会があったので、宗像大社(辺津宮)と、中津宮のある筑前大島とに行ってみたんだけど、海の道むなかた館の沖ノ島3D映像体験は故障して…
先日行われた大野城の石勺(こくじゃく)遺跡D地点の現地説明会。 ぜんぜん知らなかったんだけど、石勺遺跡ってのは、縄文時代後期~奈良時代あたりを中心に、江戸時代までの長期にわたる複合遺跡。 要するに、このあたりは川も近くて環境が良いので、人間の…
「いせきんぐ」つったら古墳から現れる埴輪の姿をしたアニメヒーローみたいな感じだけど(上の写真は「いせきんぐ」ではなく「まりこふん」)、「いせきんぐ宗像」は宗像市にできた田熊石畑遺跡歴史公園の愛称。 今日7月19日のオープイングイベントでまりこ…
最近FBページ「福岡の日本史」の方で流行りの古墳ネタをやっていて、新ネタを仕入れに東区高美台(旧上和白村宮前)の宮前古墳群に行ってきた。 上和白の氏神として鎮座する大神神社の境内と裏の緑地にあるこの古墳群は、6世紀後半~7世紀の遺跡で、副葬品と…
九州国立博物館の開館10周年記念(もう10年なんやね)特別展『戦国大名~九州の群雄とアジアの波涛~』、今週末までということで、慌てて行ってきた。 随所に嶋井宗室が絡んでいたり、宗氏の偽印鑑なんかがあったりしてけっこう面白かったんだけど、タイムリ…
定説というか、水稲稲作は中国江南地方で始まって、弥生時代に朝鮮半島経由で北部九州に伝えられたというのが一般的のようだけど、江南地方から直接日本に伝えられたという説もある(その一つが阿曇族ということになるのかな?)。 そんな興味もあって、福岡…
福岡市博物館の企画展『奴国前史~早良の青銅器と青銅器と弥生墳墓』のポスターを見て、「あれ? サワラ国って奴国になったんだっけ? 滅亡したか、日向峠を越えて伊都国になったかって思ってたけど…」ってことで、あらためて吉武高木遺跡に整備中の「やよい…
先日、仕事で新宮町に行ったので、足を伸ばして福津に行ってみた。 福津市とはいってもほとんど宗像市との境なので結構かかったけど、目的は世界遺産正式登録に向けて関係自治体が力を入れている「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の“関連遺産群”の一つ・新原(し…
所用で月曜から山形に。 どうせ行くんなら東北らしい光景を見てみたいと思ってたら、まさに月曜から寒の戻りで雪に。 翌日、なごり雪と言うには余りある雪の中、山寺こと立石寺(りっしゃくじ)に行ってきた。 山寺と言っても「山寺の、おっしょさんが♪」ぐ…
もう先月の話だけど、テンジン大学の[休日のタイムトラベラー]~六本松近くで起きた大事件!~というやつで、竹崎季長の蒙古襲来絵詞に描かれた元寇(文永の役)の有名なシーン「鳥飼潟の塩屋の松の下」(上の画像)の場所に行ってみようという企画。松の…
もうずいぶん日が経っちゃったけど、九国博「古代日本と百済の交流」に行ってきた。 目玉は去年の「国宝 大神社展」でもレプリカしか来なかった、九州初登場の国宝「七支刀」の本物(1月15日~2月15日)。 まあ、オイラごときに本物とレプリカの違いが分かる…
福岡人にとって元寇といえば文永の役(第1次元寇)の陸戦や弘安の役(第2次元寇)の水際迎撃戦など、当然のことながら博多を中心に捉えてしまうけど、松浦(まつら)党の本拠地である西九州も戦場になっていて、特に第2次元寇では神風の舞台になっている(ち…
先日新聞に載ってた糟屋評のお役所跡の現地説明会に行ってきた。 “評”(“こおり”と読むらしい)ってのは、大宝律令(701年)以前の地域区分みたいなもんで、後の“郡”にあたるもの。 京都・妙心寺の鐘(観世音寺の鐘(無銘)の弟鐘と考えられる)の銘に「糟屋…
防府、というか三田尻は、杉 文改メ久坂文が玄瑞の没後およそ20年たって小田村伊之助改メ楫取素彦と再婚した後、晩年を過ごした町。幕末の毛利の殿様・毛利敬親、通称「そうせい候」は正義派(革新)が主導権を握ると山口の政事堂に移り、俗論派(保守)が盛…
仕事の関係もあって、来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公として今話題の杉 文(え?話題になってない?)のことを調べに行ってきた。 文は吉田松陰の妹で、松下村塾の久坂玄瑞に嫁いで久坂文となり、玄瑞の没後、姉の寿が嫁いでいた松陰の盟友・楫取素彦の…
竹原古墳 6世紀後期(古墳時代末期) 国指定史跡 所用で若宮だったか宮若だったか、ええと…宮若!に行って、妙に時間があいたので近くに何か面白いものがないかと調べてみたら、国の文化財に指定されてる装飾古墳で竹原古墳というのがあるらしい。 宮若市の…
久留米城 織豊期城郭としては1587年ごろ築城? 1600(慶長5)年7月、石田三成挙兵の報せを聞いた黒田如水は、中津城天守の金蔵を開き、支度金を用意して農民兵や浪人をかき集めた。 中には金目当てで2度、3度と並ぶ者もいたらしいが、如水は集まったという…
名護屋城跡 1591年(織豊時代末期)築城(国指定特別史跡) 秀吉さんが朝鮮出兵(文禄の役/慶長の役)の拠点とした名護屋城。 当時は大坂城に次ぐ巨大な城郭だったそうで、一度は行っとかないかんな~って思ってたんだけど、ちょうど連載の絡みで写真が必要…
志賀海(しかうみ)神社 創建不明(弥生時代?)今までほとんどノーチェックだったんだけど、夏にツアーの企画アドバイザーとして禅宗系茶道のお家元といっしょに伺って以来、たびたびお邪魔している志賀海神社がオモシロイ!志賀島といえば博多湾の入口とい…
中津城 1588年(安土桃山時代後期)築城開始 先日またまた宇佐の田んぼに行ってきたので、帰りにニセ天守もとい模擬天守で有名な中津城に寄ってみた。 中津城は黒田官兵衛が手がけた城で、朝鮮出兵やなんやかやで築城が長引いてしまい、関ヶ原の後に黒田家は…
県の某課のお招きで、「卑弥呼・神功皇后・斉明天皇の足跡」というモニターツアーに参加したんだけど、これが失礼ながら、意外にもむちゃくちゃ面白かった。何が面白かったかというと、ツアーガイドを務めた書道家・井上悦文先生のお話。先生は『草書体で解…
出雲大社(いずもおおやしろ)創建:神代? もうすっかり時間が経っちゃったけど、島根まで行ったからには出雲大社にお参りしない訳にはいきません。 ましてや今年は60年に一度の大遷宮の年。 遷宮ってのは社殿の修理や改築でご神体を移すこと。 要は社殿の…
松江城 1611年築城(江戸時代初期) 祝 国宝指定!(2015年5月) 我等が福岡城も、あったかなかったかも分からない天守閣を復元しようなんて声があるように、未だに根強い「お城=天守閣」指向。 中には元の形が分からないのに(それこそ存在すら確認されな…
阿蘇神社 伝孝霊天皇9年(BC282年???)創建 ※上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧より 青井阿蘇神社 806年(平安時代前期)創建 せっかく「出張編」を設けたので、この際、行ったまま放っておいたネタをまとめて放出! 今年3月、みぞれ混じりの寒さの中、蚤…
宇佐神宮 725年創建(奈良時代前期) もう先週の話だけど、仕事で宇佐の田植えを見に行ったついでに宇佐神宮に行ってきた。 宇佐神宮といえば、全国の八幡宮の総元締め。 お馴染み神功皇后のご子息・応神天皇が571年(古墳時代)に神霊として現れて、「我名…
福岡市博物館で開催中の『聖福寺展』。とっとと行っとかないとまた行きそびれてしまうと思って行ってきた(本当はアビスパの試合に行きたかったんだけど、負けちゃったしいいか…)。書物類以外はだいたい見たことあるのが多かったんだけど、初見で面白かった…
行ってきました、古賀市・船原古墳群の馬具埋納坑現地説明会。 朝10時の開始に30分ほど遅れて行ってみたら、送迎バスを1時間も待たなきゃいけないほどの大人気。 簡単に説明しておくと、古賀市に船原古墳群と呼ばれる古墳群があって、その中の3号墳(6世紀…