今日というか、もう昨日の9月21日、近所の平尾八幡宮の『あんどん祭り』を覗いてみた。
今年で4回目だそうで、八幡さんのお祭りというより地元商店会のイベントだ。
商店会のいくつかの店が露店を出していて、そこそこ賑わっている。
内容はそこらの町おこしイベントとなんら変わらないしょもないものだが、
地域のつながりの薄い昨今、盛り上げてほしい行事のひとつではある(盛り上げるべきは俺ら住民なんだけど)。
ちなみにこの平尾八幡宮、由来書きによると、神功皇后が新羅出兵の際に立ち寄った場所とされていて、秀吉も朝鮮出兵の際に神功皇后にあやかってこのあたりを通ったらしい(ただし、現在の神社の場所ではない)。
また、境内には平尾天満宮ってのもあって、九州に流された菅原道真が那の津から入り、博多の街を眺めようと最初に立ち寄った高台がここだったとか。
夏に仕事で博多の寺社関係の話を聞いて感じたのだが、福岡の歴史は奈良あたりと変わらないくらい古いので、小さな神社でも意外ないわれがあったりして面白い。
この辺は、福岡人はもう少し興味をもってもいいんではないかと思うのだが(ちなみにオイラは根は長崎人)。
その夏の仕事の絡みで、8月に御供所の地祭りに行ったのだが、
こちらは小さなお寺とその筋1本だけで行なわれる、まさに「地祭り」と呼ぶのがふさわしい小さな祭りだった。
享保の大飢饉で亡くなった人を慰霊する千灯明という祭りで、このあたりでは大小さまざまな形で行なわれている祭りの一つ。
お寺でお経を上げて、住職(たぶん)が山伏のような格好をしてその筋を練り歩き(練るというほどの距離でもないが)、子どもたちがその後をついていくという仏事もちゃんと行なわれている。
その筋の家はみんな行灯を用意したり、お寺の前で灯明を灯すのを手伝ったりしている。
博多は山笠ばかりがクローズアップされがちだが、実はこういう小さなレベルから地域のつながりができているんだなあと感心した次第。
(たぶん廃れかけていた時期もあったのを地域で盛り上げ直したんでないかとは思うのだが)