銀行だったり電車だったりICカード全盛の世の中だが、オイラが持ってるICカードは、愛煙家とタバコ自販機設置店に大不評の成人識別ICカード『タスポ。』のみ。
初めて使うときに、ICカードなら読み取りは非接触なので財布に入れたままでも反応するんではないかと思って試してみたら、これが見事に反応した(オイラの財布がよっぽど薄いってことかも)。
以来、カードを取り出すことなく自販機に財布をかざしてタバコを買っていて、たまに通りかかった人が怪訝そうな顔しているのを見て秘かに喜んでいるのである。
タスポでできるんだから、電車やバスなどの交通機関のICカードでもできるんではなかろうか。
お持ちの方はぜひ試してみてください(お金持ちで財布の分厚い人はパスね)。
ところで、このタスポがあまりに不評なので、人の顔を読み取って成人式別する機械が出るんではないかという話は聞いていたが、すでに実際に使われているとは知らなかった。
そこで起きたのが次のような事件。
『17歳、しかめ面で買えたゼ 認証機が誤認、福島県警補導』(毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080927ddm041040079000c.html
驚いたのは、この事件そのものではなく、そういう機械を実用化し、それが認可されて使われているという事実の方だ(機械に顔を読み取られるというのもなんだか気持ち悪いが)。
成人か否かは満20歳以上か未満かという、単純明快な基準だが、
それを人の顔の特徴、でもない“傾向”というとてもファジー(あいまい)な条件で機械が判断するなんて、できる訳がない。
機械が判断する条件はあくまで人間が想定して入力するもので、それもファジーな情報として重み付けするとなれば、ごくごく単純化して例えれば次のようなものだろうか。
・目尻の皺が3本以上ならば成人である確率は70%
・髪の毛が1平方センチあたり10本以上生えていれば成人である確率は20%
・口元のたるみが5度以上ならば成人である確率は60%
・ほっぺたの弾力が1平方センチあたり150グラム以上ならば成人である確率は10%
・小鼻が膨らんでいたら成人である確率は80%
・加齢臭がしたら成人である確率は95%(顔と関係ないじゃん!)
…
「全テノ判定結果ヲカケアワセルト、コノ人ガ成人デアル確率ハ55%デス。」
それはいったい成人なの?成人じゃないの??????
当然運用試験はしてると思うけど、誤認の確率がどれくらいで実用OKとしたんだろう。
それとも、木の年輪のように、例えば歯の断面をスキャンすれば正確な年齢がわかるなんて画期的なやり方が発明されたりしてるんだろうか(悪用されないよう公表してないだけとか?)。
まあ、日本の科学はオイラごときが考えるよりははるかに進んでると思うけどね。
ICカードおまけ
今日、昼に長浜市場で評判の回転寿司に行ったら、精算のときに皿の山にカラオケのリモコンみたいな機械を向けてピッピッとやっている。何かと思ったら、皿の裏にICカードみたいなものが貼りつけてあって、何円の皿が何枚といっぺんに読み取るらしい。
ICカード、恐るべし。