G3の雑感録

楽隠居のブログです。映画レビューとリハビリ日記が中心です。

As you wish.

「仰せの通りに」。
ごく一般的な慣用句なんじゃないかと思うんだけど、これ、オイラのイチ押しファンタジーPrincess Bride』のキーワード(以下ネタバレあり)。
話はピーター・フォーク演じるおじいさんが、カゼで寝ている孫の見舞いにやってきて、物語を読んで聞かせるというスタイル。
その物語のなか(劇中劇)で、農家の娘・キンポウゲ(ヒロインにしてはへんてこな名前だけど、おそらくButtercupの直訳。まんまバタカップでもへんてこだもんなあ)が使用人・ウェスリーにタカビーな態度であれこれいろんな用事を言いつける。
そんなキンポウゲに対し、ウェスリーは“As you wish”とひたすら従順に従う。ただ、その目には愛を湛(たた)えて。
う~ん、イカしてるけどコーマン(漢字で書くと高慢)な女、わがままな娘に余裕の笑顔で“As you wish”。
いいねえ。男はこうでなくっちゃ。
いるでしょ、アナタのまわりにも、敢えて“As you wish”と言いたくなる女。
ちょっと意味が違う場合も含めてね。
まあ、キンポウゲもヒロインなんで、悪い女なのではなく、照れ隠しというか、子どもが気になる女の子をついいじめてしまうようなもんなんだろう、やがて二人は愛を確かめ合う。

その後、所詮使用人身分の男は「戻ってくるよ」と女を残して運試しの旅に出るのだが、こういう場合、戻ってきた試しがない。女の許には男が伝説の海賊・ロバートに殺されたという風の便りが届き、ヤケになった女はなぜか王子に見初められ、妃になることに…。
このへんから物語はギャグありアクションありで実に楽しくなっていくのだが、そこは実際にDVDででも観ていただこう。
女は陰謀によって誘拐されるが、謎の黒覆面に助けられる。
しかし、黒覆面の正体が男を殺した海賊ロバートだと気づいた女が「死んでしまえ」と黒覆面を崖から突き落とすと…
「あ~ず、ゆ~、うぃ~~~~~っしゅ!」
なんと! 黒覆面=海賊ロバート=死んだはずのウェスリーだったのだ。
(展開的にはベタだが、あの無口なウェスリーがこんなおしゃべり男になっちゃって、とびっくりする)

この後、物語は第2の展開でさらに盛り上がり、大団円でめでたしめでたし。
最初はありがた迷惑気味だった孫も、おじいさんに
「また来て本を読んでくれる?」
そこでおじいさん、
“As you wish”。
か~っっっ、ええ話や。
ちなみにこの物語、もう一つ、“True Love”という、ファンタジーでもない限り扱ってはいけない危険なキーワードがあるのだが、その話はまたいずれ。

もどるつづく

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追記
最近、量り売りのソフトクリーム屋の検索でここを訪れたと思われる人が多いので、特別に情報サービス。
天神北のジャニーズショップの下(1階)にできたお店です。
たまたまオープン前日の試食会みたいなものにタダで入れてもらったけど、大きなカップに6種類ぐらいのソフトクリームをお望みのままにもりもり盛ったらおよそ1000円分相当(100g260円)になりました(コメカミが痛くなるのを我慢しながら食べた)。
あまり役に立たない公式サイトはこちら。
http://www.as-youwish.com/

さらに追記
その後、ぜんぜん人が入ってないので大丈夫かなと心配してたら11月7日に閉店しました。
場所が悪かったもんなあ。