G3の雑感録

楽隠居のブログです。映画レビューとリハビリ日記が中心です。

生態的足跡

相変わらず暑い毎日だけど、山庵に響く虫の声はツクツクボウシやスズムシに変わっている。
虫たちの季節感は暑さじゃなくて日照時間によるもんなのかな。

先日こんなのがネットのニュースに出ていた。

WWFが指摘、「日本人の生活、地球に負担」
【社会ニュース】 2010/08/25(水) 18:43
 世界中の人が日本人と同じ暮らしをしたら地球が二つ以上必要―。世界自然保護基金(WWF)ジャパンは25日、「エコロジカルフットプリント」という環境指標を使い、日本人に生活様式の見直しを求める初の報告書を公表した。国土が供給できる資源量に比べ7倍近い自然資源を利用していると指摘。「過度に輸入依存の食生活を見直し、廃棄食料やCO2排出量を減らし環境負荷を下げる努力をすべき」としている。
(情報提供:共同通信社


まあ、これだけ見ると日本人がえらく悪者みたいだけど、世界中の人がCO2大国・アメリカの人と同じ暮らしをしたら地球は5個以上必要ってんだから、それに比べればだいぶマトモなのかもしれない。

とはいえ、エコカーを買えば減税+補助金でお得で環境にもいいから新車を買いなさい(もはや駆け込みで大変らしいけど)って奨励するようなノーテンキな国だから、訳の分からない指標まで持ち出して、危機感を煽らなきゃいけないということなのか。
何度も申し上げていることだが(内田樹調)、エコカーに乗ったところでCO2が減る訳ではない。
CO2排出量が減るだけである。
しかも、聞いた話ではハイブリッド車の燃費は大型車を小型車にしたくらいの変化しかないみたいだし、ハイブリッド車やEVに使われる燃料電池のために、相当な量の希少金属が消費されているそうな。
これは勝手な想像だけど、そんな希少金属の採掘のために森林が伐採されていたら、エコどころの話ではない。

環境問題を技術で解決するのは無理がある。
本当にエコなのかどうかは一面だけ見ても分からない。
エアコンを効かせてそんなことを考える今日このごろである。