どうしちゃったんだろうね、アビスパは。
ここまで25試合で40失点同士、地元紙・西日本新聞に「ざる対決」とまで言われた岐阜戦も0-5のざる負けで5連敗。
戦力的に、決して強いとは言わないけれど、そんな極端に劣っているとも思えない。
mixiのコミュニティなんかにはフロントや監督の責任、選手の覇気のなさなんかがガンガン書き込まれているが、こんな試合ばかり見せられてはサポーターもたまったもんじゃなかろう。
それにしても、J1の大分にしても、プロ野球の楽天にしても(楽天は今日ようやく勝ったみたい)そうだけど、一旦足を突っ込んだらなかなか抜けられない泥沼というものがある。
チーム全員がいっぺんに不調になるなんてことはあるはずないのだが、たぶんチームの中がかみあわなくなっちゃうんだろな。
ある選手は本当に調子が悪くて、何かミスをすると、同じミスを繰り返さないように練習をするんだけど、いざ本番になると、またやっちゃうんじゃないかとプレッシャーを感じて、結局同じようなミスをしたり、ミスを避けようと苦し紛れのことをしてしまう。
不思議なもので、最悪の事態を想定すると、最悪の事態をイメージしてしまったことによって、イメージ通りのことをしてしまうものだ。
ある選手は好調なんだけど、俺は頑張ってるのにまわりがこうだからダメなんだと自分だけ孤軍奮闘してるつもりになって、聞こえよがしにぶつぶつ言ってしまって、まわりとカベを作ってしまう。
ある選手は「監督はこう言うけど、必要なのはそこじゃないだろ」と、一人もしくはチーム内の仲良し一派だけで勝手に独自の改善策に取り組んでしまう。
開き直って、“ダメもと”でやってみよう!と言っても、ダメなときにダメもとをやると「やっぱりダメじゃん」で終わってしまう。
こうして選手同士がかみあわなくなっていく。
話すことといえばグチか皮肉な冗談ばかりになって、会話が続かない。
スポーツに限った話ではないが、たぶんこうやって負のスパイラルにはまっていくんだろうな。
好調なチームだって、実はそんなに噛み合ってる訳ではなかったりするんだけど、好調なときには余裕がある。
余裕があると、いろんなことにチャレンジできる。
冗談も前向きなので、会話が楽しくてコミュニケーションが進む。
「こんなことしたらおもしろいんじゃない?」って軽く言ってみたことが、「それ意外といけるかもしれんね」となって、「やってみようか。ダメもとだし」がダメで終わらない。
それが結果“チーム一丸”となってるように見える。
人間のやることだから、何がきっかけでどっちに転ぶかはさっぱり分からない(それが分かれば連敗はないって)。
でも、体質的に負のスパイラルに陥りやすい人orチーム、逆の人orチームってのはあるような気がするなあ。