なるほど
5月3日のGW後半初日は障害者席が取れればMHSでベススタに行こうと思ってたけど、取れなかったので、已む無く吉野ヶ里歴史公園へ。吉野ヶ里はむかしモノ・コトマガジン「MADE IN…」を作ってた頃は大川の木のおもちゃ工房の取材で前を何度も通ってたけど、中に…
「ゴジラ-1.0」で、映画とはいえ実際に活躍してる様子を堪能した局地戦闘機・震電を観に、大刀洗へ。企画展「異端の翼『震電(J7W1)』福岡で開発された局地戦闘機」を3/20まで開催中なので、春休み中の息子に連れて行ってもらったという次第。館内は先の進…
大刀洗平和記念館に行ったついでに、久しぶりに新規神社「風浪宮」に参拝。地元で「おふろうさん」と呼ばれているこの神社は、HPで事前情報を調べてみると、風浪「宮」だし、「勅祭社」だし、外苑の大川公園には志賀海神社(阿曇族)の祖・阿曇磯良丸を祀る…
NHKは震災番組ばっかりで被災者のみなさんには申し訳ないけど重くて暗い気分になるし、民放はつまらないものばっかりだし(いつもの水曜夜は所さんの「笑こら」)で見るものがなくて、たまたま見たBSの「英雄たちの選択」。今回のタイトルは「徳川家康 金銀…
今日、昼間にたまたま観たNHK BSの「決戦 大坂の陣」。11:30からの2時間番組だったようで12時ごろから見始めたんだけど、最新のシミュレーションや海外取材を駆使した壮大な番組で、こんなものが作れるのはさすがNHK、こんなの作ってくれるんなら受信料払っ…
志賀島が阿曇族発祥の地として有名で、久留米の安徳天皇ゆかりの「水天宮」も阿曇族と関わりがありそうだとは思ってたけど、大川に「風浪宮」というお宮があって、こちらも阿曇族由来の神社だとは知らなかった。順を追って説明すると、国宝・金印が発見され…
仕事で久しぶりに元寇の原稿を書くことがあったんだけど、あらためて調べ直してみると、またまた疑問がいくつか出てくる。 ①軍船の進化 「CGで完全再現したらわかった! 元寇で押し寄せた蒙古軍船の弱点」などでもやってるように、文永の役での高麗の船は、作…
元寇のおよそ250年前に起こり、僕の知る限り資料が少なくて、葉室麟の歴史小説『刀伊入寇〜藤原隆家の闘い〜』ぐらいしかその全体像が知れるものがなかった「刀伊の入寇」。なんせ、元寇以前に日本が外敵に襲われて、福岡でも陸上戦が行われたという大事件で…
2013年に国宝級の金銅製の馬具一式が発掘されて一躍有名になった船原古墳@古賀市。 いま話題となっているのは、クリーニング&スキャンニングから戻ってきた1号土坑から出土した二連三葉文心葉形杏葉(にれんさんようもんしんぎょうよう)を調べてみたとこ…
例の葉室麟の流れで立花宗茂・誾千代夫妻を描いた「無双の花」。 立花宗茂については前に海音寺潮五郎の短編「立花宗茂」を読んだけど、こちらは史伝作家らしく「本多忠勝とともに“無双”、日本の武士の双璧」とまで太閤に評された立花宗茂の関ヶ原以降の浮き…
友だちの「葉室さんは九州・福岡のマイナーな歴史物語を掘り起こしてくれて、感動を覚えます」というアドバイスに感化されて試してみた葉室麟「月神」読了。 モチーフは幕末の筑前尊攘派の実践部隊の中心人物・月形洗蔵と、明治になって集治監建設の調査団と…
先日の日曜日、伊都国歴史博物館「伊都学第1回 弥生時代の文字文化〜イト国で最古の石硯を生産〜」受講。 昼飯にのんびりちゃんぽんを食ってたら15分ほど遅刻して、冒頭の肝心な部分(「文字文化」とは関係ないけど)を聞きそびれてしまった。 その聞きそび…
葉室麟「刀伊入寇 藤原隆家の闘い」、透析中にちまちま読んできたけど、ようやく読了。 元寇のおよそ250年前に博多が初めて本格的に(海賊などによる小規模の侵略は他にもあった?)外敵の侵略を受けたとされる「刀伊の入寇」で活躍した藤原隆家を描く歴史小…
服部英雄の『蒙古襲来』、四六判500ページ以上の大作をなんとかざっと読了。新書版240ページ強の『蒙古襲来と神風』との違いは『蒙古襲来と神風』が第一級史料『蒙古襲来絵詞』の“カミカゼ”に関する読み違えによる誤認識を正したもの。それに対し、『蒙古襲…
先日は企画中の「元寇本(仮)」の制作チームで、祖原公園の元軍麁原本陣跡と西南大構内の二重の石築地(移転復元)を見に行ってきた。花見頃の祖原公園で井上さんと渋田さん。ところで、元寇のいわゆる「カミカゼ」について、文永の役(1回目)では神風は…
九州最古の古墳ともいわれる那珂八幡古墳の削られていた前方部の発掘・試掘調査がひと段落して、全体の規模・形状がより明確になったらしい。それによると、75m(推定85mとも)といわれていた全長は86.0〜86.4m、後円部径51.5〜前方部長24.0〜24.4m、前方部…
仕事で冷泉町にある「博多の北辰さん」寳照院北辰堂へ。 北辰さんはもともと智樂院という宝満山に端を発する修験道の寺で、明治の神仏分離によって山を降りて志摩の寳照院と合併したそうな。 これまで何度かお参りに来たことはあるんだけど、今日は寳照院に…
仕事の関係で元寇史跡をまわること度々。 西区今津近辺に3回、長崎県松浦市に4回も行ってきた。 なかでも松浦市鷹島南の伊万里湾は蒙古軍の船団ざっと4千隻がカミカゼを喰らって沈んだところで、近年、海底でその沈没船が見つかって、日本初の水中の国の史…
こちらは2011年に撮っておきながら、そのまま放ったらかしにしていた香椎の報恩寺(建久報恩孝光禅寺跡)。 由緒書きによると、文治七(1191)年(文治は六(1190)年で終わっているようなので、建久二年の誤りか?)に、後に聖福寺を開く栄西が文治寺を建立…
糸島の千如寺同様、2010年の紅葉シーズンに撮っておきながら、そのまま放ったらかしにしていた太宰府の筑前国分寺(跡)。 かつての筑前国分寺は聖武天皇の勅願で日本各地に建立された国分寺(官寺)の一つだけど、創建時の記録が残っていないので、詳細は不…
今年の紅葉シーズンで最初にお参りに行ったのは、篠栗四国八十八ヵ所霊場第16番札所呑山観音寺。 篠栗町観光協会によると、篠栗霊場は「日本三大四国」の一つであるらしい(なんか不思議な表現だな)。 篠栗は弘法大師こと空海が遣唐使から帰った際に若杉山…
ええと、紅葉シーズン第3弾は久留米のもみじ寺こと永勝寺。 永勝寺は日本三薬師の一つとされ、今は曹洞宗だが、もとは天台宗のお寺。 ちなみに薬師(やくし)とは薬師如来のことで、寺伝によると「天武八(680)年、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平…
紅葉シーズンのうちに制作中の寺本用の写真を撮っておこうと思っていくつかお参りしてきたんだけど、どうも今シーズンは紅葉が早かった模様。 雪舟作といわれる本坊庭園のある清水寺(きよみずでら)@みやま市もその一つで、もみじは紅を過ぎて茶色っぽくな…
写真は2010年の紅葉シーズンに撮ってきたんだけど、そのままストックしていた雷山千如寺大悲王院。 制作中の寺本のために久しぶりにお参りに行って、ついでに雷(いかづち)神社にもお参りしてきた。 寺伝によると、このお寺は成務天皇四十八(178)年、つま…
久しぶりの更新。制作中の神社本*(注1) のために、神功皇后が宇佐から都に帰る前に軍隊を解散した場所といわれる大分八幡宮にお参り(&撮影)に行ってきた(と言っても、行ったのはずいぶん前だけど)。 神功皇后は宇美で応神天皇を産んだ後、幼い応神天皇…
世の中古墳ブームのような気がするので、FBページ「福岡の日本史」の方で、意外と身近なところにある福岡の古墳などを紹介する【古墳もっこり】という企画を連載中(#41以降は不定期)です。 01.梅林古墳(福岡市城南区梅林) 02.東光寺剣塚古墳(福岡市博多…
紅葉シーズン真っ盛り。制作中の神社本*(注1) のために、竈門(かまど)神社にお参り(&撮影)に行ってきた。 竈門神社といえば、かつての山岳信仰の厳しさとは裏腹に近年は縁結びや恋愛成就なんかで女性を取り込んでいて、最近は豪華デザイナー陣によるプ…
紅葉シーズン真っ盛り。制作中の神社本*(注1) のために、英彦山神宮にお参り(&撮影)に行ってきた。英彦山神宮といえば、アマテラスとスサノオの誓約(うけい)で生まれた神々のうち、宗像三女神が宗像大社に、天之忍穂耳命(アメノオシホミミ)が英彦山…
その名もパークハイツ平尾山荘という団地のようなマンションに住んでるんだけど、ここに引っ越してきて以来、ずっと腑に落ちないことがある。 ここいらでよく聞く「山荘通り」という通りがどこなんだということだ。 Google MAPで見ると、県道555号、百年橋通…
去年、京都のリトルプレス書店からイベントのお誘いを受けて、今年の秋に行くってことは決めてたんだけど、何せ改造人間になってしまったこの体。 透析しながらはちょっと難しいかなってあきらめかけてたんだけど、もしかしたら旅行に行くなんてのもこれが最…